ブライダルコーディネーターの仕事の流れ
衣裳・装花・引出物を決めて発注する
想いを託す衣裳
ゲストの皆さんもご両親も、そして花婿も、結婚式で1番楽しみなのは美しく装った花嫁の姿ではないでしょうか。私も、新婦が衣裳に袖を通した時に凛として輝きを増し、「花嫁の顔」になるところを見ると、いつも幸福な気持ちでいっぱいになります。
ずっと抱いてきた憧れや結婚に対する想いを託すことができる衣裳に出会うまでは皆さん本当に悩まれます。でも、そんな思い入れが詰まった一着だからこそ、当日の新婦に特別な気持ちを与えるのでしょうね。
衣裳はオーダー、セミオーダー、レンタル、既成品を購入するといった方法で揃えることが出来ます。世界に一つしかない自分だけのドレスが欲しいという場合はオーダーがお勧めです。デザインから始まり、採寸、布選び、仮縫いした後に何度も何度もフィッティングを重ねてから本縫いしてようやく出来上がるので、早い段階でデザイナーやパタンナーと相談を始めなければなりません。他の方法で揃えるとしても、衣裳が決まっていると装花や小物類も決めやすいですから早めに探したいですね。お値段はそれこそピンからキリまで。出来るだけコストを抑えたいという場合は1万円以下でセミオーダーできる激安店もありますし、○○○万円というオーダーメイドドレスや豪華絢爛な和装もあります。
衣裳は挙式時の一着で通すという方もいらっしゃいますが、「披露宴や2次会は別の衣裳を着たい」「お色直しを何度もしたい」「ブライズメイドを付けたい」などの場合でしたら、他にも何着か決めなければなりません。コーディネーターは、あらかじめ決めてある「テーマ」に沿っているのはもちろんのこと、場所や体型や季節や流行も考えた衣裳選びをアドバイスしていきます。さらに詳しい衣裳選びのコツは「ウェディングドレスはどう選ぶ?」でお話したいと思います。
花たちが引き立てる結婚式
ウェディングの装花とは、会場を華やかに飾るフラワーアレンジメントの数々と新郎の胸に着けるブートニア、新婦のブーケやヘッドドレスなどを指す総称です。
フラワーデザイナーにお任せする前に、大まかな予算、これは入れて欲しい!という花、色合い、ブーケの形、アレンジメントを置く場所くらいは決めておきます。お花は季節によって手に入らないものがあったり、価格の変動があったり、香りがきつすぎるものがあったりします。コーディネーターがお花に強いと、初めからそのあたりも含めて考えることが出来るのでスムーズです。私はフラワーデザイナーもしていますが、ある程度決めてからご相談に来てくださると、そこからアイディアを広げていくことが出来るのでとても助かります。全く考えていない場合や少しも譲れないほど全て決めてしまってから来られる場合は困ってしまいますね。
価格はブーケや会場装花すべて込みで10万円~というのが現在の相場です。これも上を見たらきりがありません。少なくとも2ヶ月前にはフラワーデザイナーとの相談を開始して、出されたアイディアを気に入ったら注文します。式の1週間前には、確認の電話を入れます。もし、その時点で注文の花が揃わないようなら、別のどの花を入れるか急いで決めなければなりません。お花は生き物ですからぎりぎりまで確実なことは分かりませんが、信頼の置けるフラワーデザイナーと組んでいれば、想像以上の素敵な花たちに出会えるはずです。
引出物に感謝を込めて
引出物も個性を発揮できるところです。心からのありがとうの形も人それぞれ。土地柄や流行りもあります。コーディネーターが出来るだけ沢山のアイディアを出して、その中から選んでいただけたらいいですね。
新婦が一生懸命に焼いた手作りのパウンドケーキも気持ちが伝わりますし、2人の名前が刻まれた時計、フォトスタンド、バウムクーヘンなどは王道ですね。ゲストに好きなものを選んでいただけるようギフトカタログを引出物にされる方も多いです。
私自身も沢山の引出物を頂いてきました。頂き物はどれもありがたいのですが、個人的に嬉しかったNo.1は有名ショコラティエのガトーショコラ!どうしましょう・・・と困ってしまったNo.1は生きている金魚・・・。引出物は招待状の返答が届き、出席者数が割り出せたらすぐに注文します。メッセージカードを添えて、ラッピングまでしてもらいます。前日か当日の朝、会場に搬入してもらえるように手配します。挙式1週間前に引出物の総数と搬入場所及び日時の確認を入れておけば安心です。

