ブライダルコーディネーターになるには

ブライダルコーディネーターの仕事の流れ

いよいよ本番!

晴れの日の朝

挙式前夜は新郎新婦もコーディネーターも緊張のうちに夜を過ごします。何ヶ月もかけて用意してきた特別な1日がいよいよ明日だと思うと、なかなか寝付けないものなんです。忘れているものはないか、連絡ミスはないか、明日1日の流れはどうだったか、などが頭をぐるぐる駆け巡ります。

お天気に恵まれていることを願いながら目覚めると、しっかりと朝食を食べてエネルギーを蓄えます。ハードな一日を最後まで全力で駆け抜けるために。会場に着けばもう、腰を下ろす時間などありませんからカロリーメイトやウィダーインゼリーなどの機動食をカバンに忍ばせます。

走っても乱れない髪形、疲れない靴、上品できりっとした黒のコーディネーターファッションで仕上げたら、いざ出発です。

一番乗り

会場には一番乗りして、会場責任者とのミーティング及びアシスタントコーディネーターとのミーティングから早速始めます。

次々に到着するスタッフたちとあらかじめ連絡しておいた集合時間と場所にてミーティングをおこない、最終確認と激励をし、配置についてもらいます。

新郎新婦が到着したら、仕事の顔は一瞬脱ぎ捨てて、心からの祝福の言葉で迎えます。特に花嫁のためには、穏やかで幸福な気分に満たされて過ごして欲しいという願いを込めて、控え室の鏡のところに小さなフラワーアレンジメントにメッセージを添えておくようにしています。

幸せな嵐

スタッフが揃ってそれぞれに動き始め、搬入品がとどくころ、コーディネーターの頭の中はまるでいくつかに分かれて自動に動いている感じになっています。同時にいくつものことを考え、チェックし、決定していかなければなりません。動きも駐車場からエントランス、ロビー、控え室、パーティスペースなどすべてをまわって順調に動いているか確かめたり、指示を出したりしていきます。万歩計をつけていたらすごいカウントになるはずです・・・。

アシスタントコーディネーターやスタッフたちからハプニングを伝えるメッセージや指示を求める声が絶えずかかりますから、その度に走ります。それがどんなに無理難題であったとしても、コーディネーターは誰よりも冷静沈着に判断を下して指示を出せるようでなければならないのです。

しかも、表情は結婚式にふさわしく優しい笑顔を保ちながら。眉間にしわを寄せていては、お祝いの席を台無しにしてしまいますから。水面下では一生懸命足をばたつかせているけれど、とっても優雅に水面を移動しているように見える白鳥を目指して頑張ります。

宴が終わるまで

挙式、披露宴、2次会、すべてが計画通りに進み、新郎新婦やゲストのみなさんの笑顔が輝いているところを見届けたら、やっと力が抜けてホッとした気分になります。最後のゲストが会場を去る時がコーディネーターの就業時間。一緒に力を尽くしたスタッフたちにねぎらいと感謝の言葉をかけてまわります。皆さんに支えられて成功させられたと思うと感謝でいっぱいになるのです。

宴の余韻の残る会場に、疲れてはいるけれど新郎新婦から幸せを分けてもらい満足そうな顔がならぶこの時間が私は好きです。

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