ブライダルコーディネーターの仕事の流れ
式が終わっても
新郎新婦へ
長い期間をかけて一つのものを作り上げようと話し合いを重ね、様々な思いを共有してきた新郎新婦には、「お疲れ様!」の気持ちと「幸せになってもらいたい!」という気持ちを伝えたくなります。挙式後、数日たってからプレゼントやカードを贈るのも私の習慣です。
中にはすっかり意気投合して、何年も経った今でも親しくお付き合いさせていただいているカップルが何組もいます。こんなふうに親しくなれるのはコーディネーターという特殊な仕事のおかげです。多くの方たちの人生における本当に大切な瞬間に関わらせていただけるのはとても幸福なことです。そんな感謝の心でお手紙を書いています。1年目の結婚記念日にもカードを贈ると喜ばれますね。
スタッフへ
当日のスタッフの主だった方たちにも、カードを送ることがあります。フラワーデザイナーやヘアメイクアップアーティストなどのプロの方たちには素敵な作品への賛辞と感謝をお伝えします。
アシスタントで働いてくれたチームとは、打ち上げ会です。希望を聞いてカフェかレストランでワイワイ楽しみます。自宅に招待して手料理でもてなすことも。反省会もかねているので「あの対応はNGよ。」とダメだしをしたり「じつは応急処置でこんなことしちゃいました。」と暴露話が出たりもします。次回の仕事へいかせるものを探し、新しいアイディアを生み出すためにもこういう時間は貴重だと思っています。
協力してくださった関係者の皆さんへ
お借りした会場と会場スタッフの方へ、それからわがままを聞いてくださったシェフやサービススタッフの方たちへ、かわいくて美味しいケーキを作ってくださったパティシエに、それにオーダードレスを作ってくださったドレスデザイナーや細かい注文に対応してくださった印刷業者の方たちへ、心からの感謝と今後もご協力お願いします、の言葉を伝えるのも忘れてはいけません。
その後の仕事が充実するか否かはこういう気配りが影響するものです。そして、皆さんの喜びの声も同時にお伝えします。提携各所の皆さんはいわゆる裏方。実際にどんな反応があったのかは聞こえてこないことが多いので「歓声があがって大いに盛り上がりました。」とか「年配のお客様からお子様まで『美味しい』ととても満足しておられました。」というメッセージを受け取ると仕事の励みになるようですね。
相手と同じ立場に自分を置き換えたら『嬉しいな』と感じることを、仕事が終わっても手間隙惜しまずに心を込めて行えるコーディネーターでありたい、と思っています。

