ブライダルコーディネーターになるには

願いを叶える

式はお花で変わります

テーマにあわせてアレンジ自在

お花は結婚式を華やかに彩る演出の一つとしてなくてはならないものです。たとえ、無機質な会場だとしてもお花が入ったとたん、いきいきとして和らぎます。布使いやバルーンなどでも会場をデコレーションできますが、生きている花にはかないません。主役を引き立て、ゲストの気分を高揚させる名脇役なんです。

しかも、組み合わせとスタイルでアレンジ自在ですから、テーマを形にしていくのにも役立ってくれます。

ガーデンパーティでナチュラルに爽やかな式を・・と願う場合は、野に咲くような可憐な花と瑞々しいグリーンをたっぷり使って風に揺れるスタイルにするとイメージにぴったりな会場が出来上がります。

邸宅を貸しきってのハウスウェディングでは柔らかな色合いのシャクヤクやバラで満たしたら、まるで夢の中のような世界を実現させられます。南の島のリゾートをテーマにするならトロピカルなお花を集めて、グリーンも大ぶりなモンステラやクッカバラなどを使えば一気にリゾート気分が盛り上がります。フラワーデザイナーに式のテーマを明確に伝えたら、それにあったアレンジメントをデザインしてくれますよ。

ブーケのスタイル

花嫁が持つ花束にはたくさんのスタイルがあります。

キャスケード 1番オーソドックスで優雅なイメージのキャスケードは滝の流れをイメージしたスタイルです。手元から水が溢れ落ちるような形で華やかさがあります。ボリューム(約35cm×80cm)があって豪華なので、プリンセスラインのドレスにゴージャスな会場なら一押しのスタイルです。
ティアドロップ キャスケードを小ぶりにした涙型のスタイルです。キャスケードよりももう少し控えめで可愛らしさを加えたいならこちら。涙のしずくをイメージした形、というのも花嫁の気持ちを表してくれているようでいいですよね。
ラウンド 丸くて小さめ(約30cm×30cm)のブーケで、どんなドレスにも合わせやすいので人気です。小さくてウェストラインの邪魔をしないのでAラインやスレンダーラインやマーメイドにいいですね。
クレッセント 三日月型のブーケです。持ち手のところが一番太く左右、あるいは上下に向かって細くなっていくタイプです。ブーケにもオリジナリティを出したい花嫁に。ドレスは細身のほうがバランスを取りやすいですね。
オーバル ラウンドを楕円形に少し伸ばした感じのオーバル。面が揃っているのでユリやシャクヤクなどの大きな花も入れやすいです。可愛らしくしたいけれど、もう少しボリュームがあって華やかにしたいという花嫁にぴったりです。
シャワー 中心から花々が飛び散っているような生き生きした表情のブーケです。歩くと花がふわふわと揺れて素敵です。ボリュームはありますが空間があるので、豪華さと共に軽やかさや優しさも欲しい場合にお勧めです。
クラッチ スポンジに挿さずに花の茎もいかした花束スタイル。摘み取ってきたようなナチュラル感があるので、さりげなくブーケを持ちたい花嫁に支持されています。
アーム マーメイドやスレンダーラインの大人っぽいドレスにぴったりのクールなスタイルです。茎が美しいカラーなどを重ねた縦に長いブーケで、腕に沿わせて持つのでアームブーケといいます。
ボール&バスケット ボールはどこから見てもまん丸な球体のブーケで、文句なくかわいい形。バスケットはその名のとおり、カゴにいけたアレンジを持っているような気負わないスタイルです。どちらも持ち手が付いているのでレストランウェディングなどでゲストのテーブルをまわったり、プレゼントを渡したりするときに便利!
ブーケに託す想い

ブーケのスタイルや使う花は花嫁が最後まで悩むものの一つ。もちろん、結婚式を演出してゲストに喜んでもらう花でもありますが、花嫁にとっても大切な1日をどの場面でも一緒に過ごすブーケですから当然ですよね。当日の花嫁を輝かせたり、気分を落ち着かせてくれたりする大事な役目なので慎重に選んで欲しいです。私はフラワーデザイナーとして花嫁にブーケを渡す瞬間がとても好きです。そうやって悩み抜いて選んだ花束を渡された時の花嫁は幸せに満ちた素晴らしい笑顔を見せてくれるから。花って本当に不思議な力があるんです。

だから、花嫁が大好きな花があれば、ブーケを花嫁が見下ろした時に目に入るところへその花を挿して置きます。厳かで緊張した空気が流れる式の間、手元のブーケが心を和ませて温かな気持ちにしてくれるように。いろいろな想いを乗せて、一生の思い出に残る最高のブーケが出来上がるのです。