ブライダルコーディネーターを目指す方へ
仕事の現状
多様化するニーズ
昔は神前式かキリスト教式か?ホテルか結婚式場か?演出の目玉はスモークの中をゴンドラに乗って登場かキャンドルサービスか?くらいの選択肢でも十分に成り立っていたのですが、今は時代の流れと共に結婚式も様変わりしています。
人前式、親族だけのお食事会、写真のみ、海外挙式など式の形態だけとっても様々なものがあります。やはり結婚式は伝統的でフォーマルなスタイルが良いという方から自分たちの個性をなるべく強く表現できる式にしたいという方までこだわりは100組いたら100組違うといっても過言ではありません。
そして、このニーズの多様化はますます広がっていくでしょう。ですから、そのニーズに応えられるブライダルコーディネーターこそ必要とされていますし、需要がなくなることはないと私は考えています。
営業マン?
「ブライダル営業マン」「○組獲得!」「商談」「月○件成約目標」という言葉を耳にすると私はげんなりしてしまいます。残念ながらブライダルコーディネーターを営業マンだと考えていたり、そうなるように育てる企業も少なからずある、というのが今の現状です。成約すれば何百万ものお金が動くブライダル業界をお金目的で選んだり、競合店との競争に明け暮れているところなら、何が「残念ながら」なのか理解できないかもしれませんが・・・。
営業マンであれば、どれだけ高額のものを売り込めるか?何件成約に漕ぎ着けるか?というのが目標になってしまいます。新郎新婦の本当の願いを一つ一つ丁寧に聞き出し、それを実現させるためにいかに力を尽くすかではなく。装花、料理、ドレス・・・どれも決められたプランの中から少しの選択の自由が残されていて、新郎新婦はそこから選ぶしかないとしたら「前菜はこの3点から選んでいただきまして、メインも・・・」というコース料理みたいです。
そうやって出来上がる式はやはり、形は整っているけれども人の温かみがあまり感じられない寂しいものになってしまうと思います。決められたものの中から選んでもらうだけのお仕着せのプランニングは前述のようなニーズには応えられませんから、体制を変えていく必要性を感じているところも多いようです。期待したいですね。
これからのブライダルコーディネーター
様々なニーズがあることを考えると、「時代を見る力のある人」が求められていくと思います。トレンドに敏感で、それを上手に慣習や決まり事の多い結婚式に組み込んでいけるか?が分かっている人なら強いですね。流行の色、お菓子、今季のファッションなど、直接ブライダルに関係ないように思えるところにも目を向けてみてください。
そういう人であり続けるなら業界に今までなかった演出や引出物や会場を造り上げることだって出来るのです。目新しいアイディアは、他の誰とも違うオリジナルのウェディングがしたい!と願う新郎新婦の目に留まることになるでしょう。
フリーのコーディネーターであれば、自分の個性を売りにすることもできますね。上品で柔らかくて、人への気遣いで溢れている結婚式ならこのコーディネーター、キラキラ派手にキュートな式が得意なこのコーディネーター、といったようにお客様に選んでいただける個性的なカリスマブライダルコーディネーターになれたらいいですね。

