ブライダルコーディネーターになるには

ブライダルコーディネーターを目指す方へ

ブライダルコーディネーターの苦労

土日祝日がない

結婚式が集中するのは、どうしても土日祝日。ですから、この曜日に仕事がお休みできるなんてめったにありません。人気のブライダルコーディネーターになればなるほど・・・。違う職種の友人たちと予定が会わない!とかその曜日に家族でゆっくり過ごせない!というのは辛いですね。私のようにフリーになってしまえば、自分の自由に式の予定を組めますから問題はないですけれど、勤めるなら土日祝日はないと思っていたほうがいいです。さらに、新郎新婦の都合にあわせて打ち合わせをするので、夜に出かけていかなければならないというときもあります。

クレーム

新郎新婦をはじめとして、両家の親御さんたちの希望も取り入れて、練りに練った案を形にしていくコーディネーターですが、時にはその希望に添えなくてクレームを受けてしまうことがあります。明らかにコーディネーターのミスという場合は当然のことですが、そうではない場合は苦しい思いをすることがあります。

私は1度だけクレームをお受けしたことがありますが、それは「花が少なくて寂しかった。もっと華やかにしたかった。」というものでした。事前に提示された予算につりあう花の量とかなりシンプルなものになってしまうことをお伝えした後に「予算は変えられないのでそれでいいです。」との了承を得ていたのですが、想像よりもお花が少なかったことにがっかりされたようです。

家で飾るお花の量と予算と大きな式場で飾るそれとは全く異なるので、普通では十分すぎると思える量が式では少なすぎるということになってしまう、とご説明させていただいたのですが。実際、結婚式以外でお花に対してそれほどお金をかけることは生涯を通してもないでしょうから、なかなか想像がつかないのも仕方がありません。

お客様の想像以下だったことが原因だとしても、コーディネーターはただフラワーデザイナーに仲介する立場だとしても、限られた予算の中で最善を尽くすよう働きかけた結果だとしても、ご期待に添えなくてこうしたクレームを受けてしまうことがあるのです。何が原因だとしても、ご期待に添えなかったということから来る後悔はなかなか拭えません。

ミスが許されない世界

完璧な仕事が求められ、失敗は取り返しがつきません。これは1番のプレッシャーです。ミスがないようにお客様や関係各所との打ち合わせの段階で確認に確認を重ねなければなりません。

コーディネーターになりたての頃に受けた前述のクレームをいかし、それ以降は打ち合わせ時にお客様がもっとリアルに想像できるような工夫をするようになりました。チェックリストを作成して、タイムスケジュールと共に一つ一つ確実に終わらせ、漏れがないようにもしています。でも、そうやって事前の準備を余念なく済ませていても、当日のプレッシャーがなくなるわけではないんです。いつどんなハプニングが起こるかもわかりません。式が終わる最後まで気が抜けないのです。これが最大の苦労かもしれませんね。